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WEBデザイナーになるための勉強やその他もろもろ

卒制講評会の話。

何かひとつのことを一生懸命頑張るって言うのは

いくつになっても輝かしいもんです

 

 

更新久しぶり。

課題も無事に終わり、授業のカリキュラム自体はあと数える程度。

わたしも2ヶ月後に卒業を控え、そろそろ卒制について色々動き出してくころです。

 

 

 

 

この間、わたしの学校の卒業制作講評会があった。

わたしが通ってるところは4月から新しく出来た学校で、

授業期間は半年。

なので、9月は初めての卒業生。

 

4月生(学校では月ごとに入った学生をカウントしてます)、

7人だったんだけど、みんな個性強い人たちだった。

 

年齢層は割と高め。

社長秘書やってたり、元プログラマだったり、ラーメン屋だったり、

WEBの業界で働いてて、制作からあがってくるモノがクソすぎるからって理由で

学校に通ってた人も居た。

 

その人男性で、いつも

「このサイトとかかっこいいから参考にしたいんですけど、

ぼくがやるとパワーポイントみたいになるんですよ」

 

って惚れちゃいそうなダンディーバスボイスでトレーナーさんに相談してた。

 

デザインとしては古くてダサいっていうのを

「パワーポイント」みたいって表現してて、的確というか、

シュールでツボだった。

今はね、パワポでもすてきな資料作る人たくさん居ますよー

 

普通の主婦さんもいた。

息子ももう成人して、あとは旦那さんと穏やかに過ごすだけ、みたいな人。

いざ接してみたらすごい探究心というか、情熱の持ち主で、

トレーナーさんと何度もやりあってた。

やり合いすぎて「○○さん(トレーナーさん)の日は来ません!」なんつって、

本当にこない日もあった。

でも最終的には、すごくきれいなデザインのサイト作って、

その探究心から隠しページなんかも作ったりして、

プレゼンもウィットに富んでいるというか、可笑しくてよかった。

 

 

ほんとに色んな人がいるんだなーやっぱり学校っておもしろいなーって感じた。

特に、わたしが通う学校は学生はあまりいないから、

ほとんどが社会人。

みんないろんな経験をしてきていて、

色々な角度からパソコンの画面の中の世界と接してる。

そういう意味でも、勉強になる学校だと思う。

人を育てるのはやっぱり人だよねー。

 

 

 

卒制の発表会はどうだったかというと、

初回ということで運営の方が頑張ってくれて、

学校に近いコワーキングスペースを借りて一般の方にも公開されました。

人が作ったサイトを見るのは楽しい。

でももっとじっくりプレゼンしてほしかった。

社長秘書さんなんか、メイク教室のサイトをパララックスですごくかっこ良く作ったのに

プレゼンがいまいちでほんともったいなかった。

デザインと一緒でそこの見せ方も大事。

自分のときはがんばろーって思った。

 

色んな人が色んな目的で通う学校だから、

ゴールも結構違った。能力もばらつきがある。

でも、過去の課題フォルダとか見て(他人の課題作品も見れます)

この人はこんなデザインするんだなーって思ってた人が、

すごい成長してたりして、ああ、モチベーション次第だなって感じた。

 

イケバスボイス(※イケてるバスボイス)の営業さんも、

パワポとか言ってたのに、

最終的には今っぽいフラットデザインのサイトとか作ってて

なんだよー!って思った。出来るんじゃん!

 

 

 

終わった後の表情を見ると、

みんなやりきった感があって、良い講評会だった。

わたしもつい先日、

とある個人経営のセレクトショップさんに頼み込んで題材を決めてきたので

良いものを作って、最後には達成感のある顔で卒業したいなーと思う。

 

わたしが入った6月は、生徒3人しか居ないけど…

同期に神主さんがいる。実家神社なんだって!

 

 

さ、明日も頑張ろー